【結婚相談所と結婚情報サービスの違い】婚活が成功するのはどっち?

2021/3/25

結婚相談所は結婚を希望する男女が入会する場所で、独身もしくはパートナーがいない男女しか入会できません。しかし、一概に結婚相談所と言われているものの中には、2つのパターンの結婚相談所が存在することを皆さんはご存知でしたか?
そこで、結婚相談所を利用する前に、2つのパターンの結婚相談所の仕組みを理解し、結婚相談所選びの参考にしてくださいね!

結婚相談所と結婚情報サービスの違い

一般的に結婚相談所と呼ばれているものは、結婚する意思のある人たちが入会するものであり、入会時に厳しい審査を設けている相談所もあります。独身証明書をはじめ、様々な証明書の提出が求められます。

結婚相手の紹介に限らず、パーティーやイベントでの出会いを提供している結婚相談所もあります。

結婚相談所は、大きく仲人型の結婚相談所結婚情報サービスに分けることが出来ます。結婚相談所を選ぶ際はこの2つの違いを理解し、どちらのタイプが自分に合っているのか知っておいた方が婚活も成功しやすくなります。

仲人型結婚相談所とは?

まず、仲人型と言われている結婚相談所から説明したいと思います。

仲人型結婚相談所の特徴

結婚相談所は専任の仲人と二人三脚で活動を進め、出会いを提供するだけではなく、結婚まで導きます。婚約やプロポーズまで仲人がお世話してくれるので、通常、お見合い料や成婚退会料が発生します。

昔ながらの結婚相談所を想像する人もいるかもしれませんが、個人経営の結婚相談所だとしても、ブライダルネットワークで情報を共有しているところも多いので、出会いが少ないといったこともありません。

たとえば、日本結婚相談所連盟(IBJ)の場合、加盟している相談所の数は2,184社、会員数はなんと65,524名にも上ります。(2019年8月時点)
ほかにも、日本ブライダル連盟(BIU)、日本結婚相談協会(JBA)、良縁ネット(Rnet)、全国ブライダル連盟、良縁会、仲人ネットコム、日本仲人連盟(NNR)、日本仲人協会(NK)、全国仲人連合会(全仲連)、日本成婚ネット(JMN)、全国結婚相談所連盟(JBU)といったネットワークに加盟している相談所があります。

また、仲人型の結婚相談所はそれぞれ個性を打ち出しているので、「医師と出会いたい」「高収入の男性と出会いたい」など、ピンポイントな条件でのお相手探しが可能です。

クラブオーツー
ハッピーカムカム
エクセレンス青山
NOZZE
サンマリエ
誠心
フェリーチェ
キューピッド・クラブ
マリーミー
etc

【結婚までの流れ】
入会→カウンセリング→情報提供→お見合いのセッティング→交際→結婚
※入会から結婚まで仲人によるサポートあり

仲人型結婚相談所のメリット・デメリット

仲人型結婚相談所の最大のメリットは、仲人やアドバイザーが様々なサポートをしてくれることにあります。たとえば、お見合い相手を探してくれるだけじゃなく、お見合い相手に口添えしてくれますし、お見合いのセッティングをはじめ、当日のデートプラン、会話のネタ、服装やメイクなど、細かい部分までアドバイスしてくれます。

また、実際に会っても、必ずや交際に発展するとは限りません。その時、お断りするのも仲人の役割です。仲人がクッションになってくれるので、ショックな気持ちも軽減されます。いちいち傷付いていたら、婚活を続けるのがしんどくなります。

たとえ、上手くいかなかったとしても、すぐに別の会員を紹介してくれますから、落ち込んでいる暇もありません。アドバイスももらえるので、失敗を次に生かすことができます。

めでたく交際に至ったら終わりというわけではなく、プロポーズなど成婚に至るまで仲人のサポートが続くことになります。

【仲人型結婚相談所のメリット】
・成婚、プロポーズなどお互いの結婚の意思が確認できたら退会
・忙しくても、仲人が会員に代わって活動を勧めてくれる

【仲人型結婚相談所のデメリット】
・料金が高い
・結婚相談所にいちいち行かなければならない

【結婚相談所はこんな人にオススメ!】
・結婚までしっかりサポートしてもらいたい
・異性と接するのが苦手
・婚活に失敗した経験がある

結婚情報サービスとは?

結婚相談所と一括りにされているものの中に、結婚情報サービスに該当する結婚相談所があります。

結婚情報サービスの特徴

結婚情報サービスは大手企業が運営するサービスで、プロフィールを登録した会員の情報をデータマッチングするシステムです。大手の企業が運営していることから知名度が高く、会員が多いのも特徴です。

結婚情報サービスではマッチングしたら二人で会い、交際や結婚までは当人同士で進めていきます。結婚情報サービスは真剣交際を前提とした出会いを提供するのが目的です。退会のタイミングは会員が自由に決められます。

仲人のような手厚いサポートはありません。ただし、サポートを希望する人向けに、アドバイザーなどによるサポート付きのプランを用意している結婚相談所もあります。プランによってはアドバイザーからの紹介もありますが、紹介人数が決まっています。

条件に合ったお相手を検索できるシステムが、結婚情報サービスとなります。より多くの候補の中から、理想にぴったりのお相手をしっかり選びたいという人には特におすすめです。

エン婚活エージェント
オーネット
ツヴァイ
ゼクシィ縁結びエージェント

※ゼクシィ縁結びについての詳細はこちらで説明しています。

【結婚までの流れ】
入会→情報提供→交際(→結婚)

結婚情報サービスのメリット・デメリット

メリットは出会いが多い点と、自分の希望を最大限尊重できる点にあります。お相手に求める理想を曲げることなく、婚活することが出来ます。

ただし、出会いを提供することに重きを置いていて、パートナー成立までを目的としています。パートナーが成立しても、お付き合いしてみて上手くいかなければ、別れてしまうことも。

また、パートナー成立後は、本人同士が進めていかなければなりません。つまり、出会ったあとは、普通の恋愛をするのと同じですので、それなりに恋愛経験がないと、つまづいてしまうことも。結婚まで至らずに、出戻りする人もいます。

ただ、結婚相談所に一度も足を運ばずに利用できることもあり、忙しい社会人とって便利なシステムです。

初期費用やお見合い料、成婚料がないという相談所も多く、仲人型に比べて、費用を抑えることができます。

【結婚情報サービスのメリット】
・運営会社が大手なので、会員数が多く、出会いも多い
・お見合い料や成婚料が発生しないため、費用が抑えられる
・結婚相談所に一度も行かず、オンラインのみで完結する相談所もある

【結婚情報サービスのデメリット】
・パートナー成立後は、本人同士で進めなければならい
・理想通りのお相手を探そうとすると、婚活が長引く

【結婚情報サービスはこんな人にオススメ!】
・自分で積極的に活動できる人
・より多くの中から理想に近い相手を探したい人
・結婚相談所に行く時間のない人

結婚相談所の選び方

結婚相談所を選ぶ際は、仲人のいる相談所と結婚情報サービスのメリットとデメリットをよく見比べた上で、選びましょう。

ちなみに、1つ気になったのが婚活中の大人の関係。身体の相性を気にするという人もいるかもしれないけれど、やはり結婚相手にのみ許したいと考える女性も少なからずいるのでは?

仲人型の結婚相談所では、婚前交渉禁止のルールを設けています。一方、婚活情報サービスの場合、建前は禁止しているようですが、厳密なルールは設けていませんでした。

なので、交際成立後に深い仲に発展してしまったとしても、破局する可能性もあるんです。この辺りも結婚相談所選びの判断材料になるのではないかと思います。

結婚相談所を選ぶ時は、自分にあうタイプを選んで!

結婚相談所と言えども、仲人型と結婚情報サービスでは、中身が大きく違います。内容をよく知った上で、自分に合った相談所を選んでくださいね!

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